1. ホーム
  2. 空海の想い
  3. 剣山への空海の想い

剣山への空海の想い

「かごめかごめ」をヘブライ語で翻訳すると、その歌詞はイスラエルの神宝についての取り扱いと、その行方について言及していることがわかります。この歌詞の解明をきっかけとして、筆者は兵庫県の新神戸駅、北側にある再度山の存在を知ることとなり、空海が遣唐使として中国を訪ねた前後の2回に登ったその山が、何故、重要であったかという理由を考えさせられることになりました。再度山は地図上で、伊勢神宮と石上神宮という史書にも記されている名高い2つの神社を結ぶ直線の延長線上にあたることからしても、極めて重要な位置にあることがわかります。しかも、その再度山から今度は南西方向にある淡路島の伊弉諾神宮に向けて線を引くと、その延長線上に剣山の頂上が存在するのです。 伊弉諾神宮は、その境内に設置された大きな地図に描かれているとおり、前述した伊勢神宮と対馬の海神神社とまったく同じ緯度に建立されているだけでなく、そこから夏至、冬至を指す30度線を引くと、出雲大社、諏訪大社、熊野大社、そして九州の高千穂にあたり ます。伊弉諾神宮は諸々の著名な霊山や聖地、神社の中心的存在として古くから知られていただけでなく、実際に地理的にもそれら聖地の中心地となる場所に建立されていたのです。伊勢神宮と石上神宮、再度山と剣山が地理的に伊弉諾神宮を中心として結びついているだけでなく、高野山や平安京とも関係していることは、それらの位置を地図上で確認すれば一目瞭然です。こうして伊弉諾神宮が、確かに古代日本において神社の中心であり、その神宮がある淡路島こそ、史書が記すとおり国生みにおける最初の島であることがわかります。

さて、その剣山には昔からユダヤルーツの噂があり、大昔にイスラエルの「契約の箱」や神宝が剣山の山頂周辺に隠されたのではないかという話を聞くことがあります。全国各地で開催される日本の祭りの象徴でもある神輿は、その形態が酷似していることからしても、イスラエルの契約の箱をモデルとして神輿がデザインされた可能性があります。契約の箱が実際に日本に持ち込まれて、そのレプリカが全国各地で作られ、祭りの際に担がれるようになったと考えれば、そのルーツが理解できるだけなく、元祖となる契約の箱自体、今でも日本のどこかに秘蔵されている可能性が残されていることになります。しかしその場所を特定することは容易ではないようです。ところが、ヘブライルーツを持つと思われる「かごめかごめ」の意味を解き明かした結果、そこには日本文化に潜むユダヤルーツの痕跡が読み取ることができるだけでなく、剣山が何故、古代より神聖化されてきたのか、その重要性を理解する鍵が秘められていたのです。四国の霊山として名高い剣山は、西日本で石鎚山に次いで2番目の標高を誇る山であり、淡路島からも見ることのできる霊山ですが、空海自身ははたしてどれだけの想いを剣山に寄せていたのでしょうか。