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伊勢神宮の謎に迫る!

今からおよそ15年前、米国ロスアンジェルスで不動産事業を営んでいた際に、大勢のユダヤ系実業家の方々と出会う機会がありました。中でもベトナム戦争時はヘリコプターの技術士として現地で活躍し、米国に帰国後不動産のデベロッパーとして成功したゼブ氏とは親しくさせて頂き、時折夕食を共にしたり、一緒に旅をしたりしながらよく雑談をしたものです。そのゼブ氏がある日突然、「日本人のルーツはユダヤであるという噂があることを知っているか?ヨセフ・アイデルバーグという学者が『大和民族はユダヤ人だった』という本を書いたのだが読んでみたら?」と教えて下さったのです。日本とユダヤに民族的な接点があるならば大変興味深いことだと思い、そのときから歴史の街道をひたすら遡り、日本とユダヤのハーモニーを見出すロマンが始まりました。

石灯篭に刻まれた「ダビデの星」
石灯篭に刻まれた「ダビデの星」
果たして日本人には神の選民とも言われているユダヤの血が流れているのでしょうか。そんな疑問を抱きながら、1988年、東京から車で伊勢神宮にお参りに行くことにしました。以前から伊勢神宮には三種の神器が奉納されているという噂や、天皇家とユダヤの関係に携わるさまざまな言い伝えが盛りだくさんあると聞いていたため、何としても訪ねてみたかったのです。まず度肝を抜かれたのが石灯篭の存在です。JR伊勢駅から外宮、そして内宮に繋がる街道の両脇には多数の石灯篭が建てられていますが、その上部には菊の紋章が刻まれているだけでなく、あかり窓の下にはユダヤの紋章と思われる「ダビデの星」が鮮やかに彫られていたのです(写真参照)。何故、天皇家が参拝し、神道の総本山とも言える伊勢神宮の参道沿いに、ユダヤの紋章が印される必要があるのでしょうか?

この石灯篭は、神宮庁長官であった故二荒氏と、奉讃会会長の故森岡氏による詳細指定を元に、兵庫の木藤石材工業がその製作にあたり、神宮奉讃会により寄贈されたものと言われています。何故この2人が台座にユダヤの紋章と同形の彫りを入れることを望んだかは今もってわからず、工事を請け負った木藤氏は、ただ指定されるままに製作したと言われています。この紋章は伊勢神宮の別宮、志摩国一宮である伊雑宮の正式な紋章でもあり、「イザワ」と読むその言葉の響きが、ヘブライ語で「神の救い」を意味する「イザヤ」に酷似していることからしても、ますますユダヤの影響を感じないではいられません。

そこで伊勢という言葉そのものに注目してみました。伊勢えび、伊勢神宮など、一般庶民にとっても馴染みの深い固有名詞から、誰しも「伊勢」は地名を指す言葉である、という印象を持っているはずです。実は、この「イセ」という言葉は、宗教色の大変強い言葉として、海外でも遠い昔から使われてきている言葉です。例えば聖書に登場する預言者の中でもイザヤは有名ですが、「イセ」と同様に、どちらも英語のアルファベットで「IS」という子音から始まっています。これはヘブライ語の「イシャ」、また「イェシュア」という、「助け」、「救い」を意味する原語に由来しています。そしてイエスキリストの「イエス」も同様に「神の救い」を意味することから、イエスキリストを「イサ」と呼ぶ国もあります。もしかして、伊勢神宮の「イセ」という言葉には、同様の「神の救い」という意味が含まれ、そのルーツにヘブライ語が潜んでいるのではないでしょうか。そして「イシャ」が救い、助けを意味するならば、もしかすると「医者」という日本語もヘブライ語に起源があるかもしれません。日本とユダヤのロマンが始まります。