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2024/06/13

伊勢神宮のデザインはイスラエルの神殿が原型? イスラエルの幕屋や神殿と伊勢神宮の共通点を探る

伊勢神宮とエルサレム神殿の構造は似ている?!

伊勢神宮の伊雑宮
伊勢神宮の伊雑宮
伊勢神宮の伝統やしきたり、宗教文化においては、イスラエルの文化と多くの共通点があることが指摘されています。例えば日本の神社の構造は、イスラエルの幕屋とエルサレム神殿のデザインと類似している点が多数あります。ソロモン王がエルサレム神殿を建造する以前の時代、イスラエルの民は荒野を旅しながら、モーゼを通じて語られた神の教えに従って、いつ、どこでも神を礼拝できるよう、移動式の神殿を旅の途中で設置していました。その簡易礼拝所は「幕屋」と呼ばれています。それは長方形の枠に囲まれた垂幕の中に小さな木造の至聖所を設置するというものでした。

伊勢神宮の内宮にある御正殿に至る石段を上り、板垣南御門の前に立つと、幕屋の垂幕のような御幕(おんまく)と呼ばれる生絹でできた布がかけられています。そこで来訪者は参拝を行うことから、御幕の内側は聖なる場所であることがわかります。また、皇大神宮は綺麗な長方形の板垣に囲まれています。イスラエルの幕屋で用いられているような天幕とは材質は異なるものの、その質素な造りと長方形の枠という形状、そして敷地内のレイアウトにも類似点が多々認められます。

伊勢神宮 正宮 皇大神宮
伊勢神宮 正宮 皇大神宮
さらに伊勢神宮は、イスラエルが幕屋を用いていた時代の後に建造されたエルサレム神殿とも、類似点が見られます。伊勢神宮では御垣内(みかきうち)に入ると、そこには中重鳥居と呼ばれる2本の柱があります。この鳥居では、その柱にしめ縄をかけて2本の柱を結ぶことがあります。旧約聖書の列王記上7章には、ソロモン王がエルサレム神殿の廊に2本の柱を立てたという記述があります。これらの柱は青銅で作られ、その頂には丸い柱頭が置かれ、そこに鎖で編んだ市松模様の飾り紐を巻きつけることになっていたのです。そのほか、多くの神社に見られる狛犬と呼ばれる獅子像と同様に、エルサレム神殿においては玉座の両側に獅子が立てられていたという記述が残されています(列王記上10章19節)。

類似点の多いイスラエルの宗教的儀式

宗教的儀式においても、類似点は枚挙に暇がありません。神社においては手水舎(てみずや)といって、手を洗い、口をすすぎ、禊をする清めの場所が設けられ、その洗い場を通り過ぎると、檜で造られた拝殿と本殿と呼ばれる2つの間から成る聖所があります。その本殿の東側は格子であり、西側の部屋には霊が祭られています。イスラエルの神殿においても、幕屋に入る前に祭壇のそばにある洗盤の水で、まず手足を洗うことが義務付けられていたのです。さらにその奥は、神社と同様に檜で造られた聖所と、至聖所の2つの間に分かれています。

神社では、拝殿より先には一般庶民は入ることができません。同様にイスラエルの聖所も祭司しか出入りすることができませんでした。奥の至聖所には、大祭司が年に一度だけしか入ることが許されていないだけでなく、至聖所は常に西側に配置されていたのです!そして、伊勢神宮にお参りに行くとすぐに気が付くことですが、神社には目に見える形で祭られている神々の像が存在しません。これは偶像礼拝を禁じているイスラエルの信仰と同様です。同じく幕屋やエルサレム神殿にも、拝む対象となる神々の像は一切ありませんでした。また神官が着る真っ白でフサのついた着物と、古代ユダヤ教における祭司の服装も実に良く似ています。

伊勢神宮とイスラエルのエルサレム神殿や幕屋に見られる聖所、至聖所のデザインは酷似していることから、これらはすべて偶然の一致ではなく、そのルーツが結び付いていることの証と考えられます。

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