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こきりこ節に秘められたユダヤ民族の史実とは!

お隣の国、韓国でも、朝鮮民族のルーツにユダヤ人が絡んでいるという噂があるようです。ユダヤ民族には12部族がありますが、特にダン部族に纏わる話題は多く、朝鮮半島にダン部族が住みついたという伝説は、今日まで語り継がれています。もし、起源前7‐8世紀に国家を失ったユダヤ民族が長い年月を経て大陸を渡り、日本に辿り着いたとするならば、その旅路の途中にある朝鮮半島にダン部族が住みついた可能性は十分にあります。このダン部族ルーツ説を裏付けるような民謡が日本に存在します。 東北地方が民謡の宝庫とするなら、朝鮮半島に程近い位置にある北陸地方も引けを取りません。その富山県にて親しまれてきた民謡の中に、筑子(こきりこ)節があります。筑子とは細い竹2本をかきならして奏でる楽器で、その歴史は古く、少なくとも中世まで遡ります。この筑子節の囃子詞は、「マドのサンサはデデレコデン、ハレのサンサもデデレコデン」という日本語では不可解なものです。しかしヘブライ語で解読すると、驚くことにそこにはダン部族の移住に関する意味が秘められていたのです。

まず民謡の題名である「こきりこ」ですが、これは律法のコッ(khok、コッ)と、本や記録のkerekh、ケレッコ(kerekh、ケレッコ)という2つのヘブライ語が繋がっている言葉で、「律法の本」を意味します。コッ(コッ)にはユダヤ民族が約束の地に帰郷するというニュアンスがあるため、「こきりこ」には「帰郷録」のような意味合いも含まれます。

さて、この民謡で繰り返し唄われる「デデレコデン」は、一般的には太鼓の音を擬したものであると言われています。また「マドのサンサ」や「ハレのサンサ」は、意味の不明な囃子詞であるというのが通説です。しかし「サンサ」はヘブライ語で「喜ぶ」を意味するサッサ(サッサ)に発音が酷似していることから、この囃子詞もヘブライ語で解明できそうです。

では「デデレコデン」をヘブライ語で読んでみましょう。ヘブライ語には「道」の意を表すderekh、デレコ(derekh、デレコ)に接頭語を付加したbaderekh、バデレコ(baderekh、バデレコ)という言葉があり、「進行中」を意味します。この「バデレコ」が「デデレコ」の語源です。「デン」はイスラエル部族の名前である「ダン」が多少訛って「デン」になったのでしょう。つまり「デデレコデン」とは、ダン部族が新天地へ向けて移動を続けている勇士を唄っているのです。

次に「マドのサンサ」ですが、ヘブライ語のmoed、モェッド(moed、モェッド)は実際の発音が「マド」とも聞こえ、「祭り」や「祭日」を意味します。「の」は恐らく願いをこめて「祈る」ことを意味するna、ナ(na、ナ)と思われるため、「マドのサンサ」は、「祭りだ!祈れ!喜べ!」という歓喜の叫びであると理解できます。また「ハレのサンサ」の「ハレ」とはヘブライ語で、halel、ハレ(halel、ハレ)という「祭日に神を誉め讃える」祈りの言葉であり、「ハレルヤ」という言葉のルーツでもあります。すなわち「ハレのサンサ」は「神を誉めよ!祈れ!喜べ!」という大胆な信仰告白だったのです。

大陸からの移動を続けるダン部族が祭日に神への祈りと喜びを讃えた言葉が、どうやら筑子節の囃子詞に集約されているようです。それ故、筑子節はその名のごとく帰郷録であり、ダン部族の民族移動という史実がその背景にあるのではないでしょうか。