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八坂神社は守護神社の意味

今日「八坂」と言えば、京都の祇園町にある八坂神社を思い起こすのではないでしょうか。全国2300社にものぼる関連神社の総本社である八坂神社は、古くから祇園神社としても知られていましたが、明治時代より正式に八坂神社と呼ばれるようになりました。

「八坂」という名称は、日本書紀などの史書に記載されている「八坂瓊曲玉」という神宝の名称にも見られることから、古代より、神に纏わる言葉として用いられていたと考えられます。一説によると、「八坂」の語源はヘブライ語のyasaka、ヤサカ(yasaka、ヤサカ)ではないかと言われています。「サカ」というヘブライ語には、「見る」「期待する」という意味が込められていることから、「ヤサカ」を、「神を見る」と解釈したのです。

一方、「八坂」は「神の守護」を意味するyasako、ヤサコ(yasako、ヤサコ)と理解することもできます。ヘブライ語でsako、サコ(Sako、サコ)とは、覆う、または被せることです。旧約聖書の詩篇140編8節には、この「サコ」という文字を使った「頭を覆う」という表現が、「私を守護する」「守る」という意味で用いられています。よって、神を意味する「ヤ」を付けて、「ヤ・サコ」と繋げると、「神の守護」という意味になります。

「八坂」という名称は、お守りの役割を果たす八坂瓊曲玉だけでなく、神社の名称にも使われていることからしても、「神の守護」の意味となる「ヤサコ」が多少訛って「ヤサカ」になったと解釈することにより、名前の辻褄が合います。こうして祇園神社は神が守られる八坂神社とも呼ばれるようになり、古代から地域一帯、及び日本国を守護する神を祀る神社として、人々から愛され続けてきたのです。