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2026/06/05

「ソレソレ」の意味と由来 「頑張れ!」の思いが込められた囃子詞

誰もが聞き慣れた「ソレソレ」の掛け声!

囃子詞の中には、「ソレソレ」という誰もが聞き慣れた掛け声があります。宴席を盛り上げる時や、皆で力を合わせる時など、日常的に使われている言葉であるため、その意味を意識することなく使うようになってしまったようです。

「ソレ」のルーツはヘブライ語の「サラ」

「ソレソレ」の意味は日本語では明確ではありませんが、ヘブライ語では意味のある言葉として理解できます。ヘブライ語の「サラ」שרה(sarah、サラ)には、「奮闘する」「格闘する」という意味があり、「取っ組み合う」「打ち勝つ」「乗り越える」という意味合いも含まれています。この「サラ」という言葉を繰り返すことにより、「サラサラ」「サレサレ」となり、「打ち勝つ」の意味が強調されます。そして、「ソレソレ」の発音は「サレサレ」とほぼ同じに聞こえることから、それが語源ではないかと考えられます。

イスラエル国家の名称との関係

「サラ」という言葉は、「イスラエル」という国名の語源とも関連していると考えられます。「イスラエル」という国家名は、信仰の父アブラハムの孫であるヤコブが神、天使と格闘し、取っ組み合いに打ち勝ったことから、神がヤコブに与えた名前が原点になっています。「あなたはもはや名をヤコブと言わず、イスラエルと言いなさい。あなたが神と人とに、力を争って勝ったからです。」(創世記32章)

神と格闘するヤコブ
神と格闘するヤコブ
「イスラエル」という名称が特定された理由は、ヘブライ語の文字列から想定することができます。「イスラエル」はヘブライ語で、ישראל(israel、イスラエル) と書きます。この文字列の中には、前述した「格闘する」を意味するשרה(sarah、サラ) のルート語、שר(sara、サラ) が含まれています。その語尾に「神」を指すאל(el、エル) を足すと「サラエル」となり、「神と格闘する」という意味になります。正に「イスラエル」「サラエル」とは、ヤコブが神と格闘したことを念頭に置いた名称だったのです。

「サラサラ」が「ソレソレ」の語源か?

その「格闘する」を意味する「サラ」という言葉を重ねて強調すると、「サラサラ」となります。また、「エル」を語尾に付けて「神と格闘する」の意味をもたせた場合は「サラエル」となり、速く発音すると「サレル」、「サレ」となります。それを繰り返し発音すると、「サレサレ」、「ソレソレ」となります。つまり、神と格闘することが「サレル」であり、それを強調して「サレサレ」と口ずさんでいるうちに、いつしか「ソレソレ」に変化したと考えられます。

もし、「ソレソレ」という囃子詞の語源をヘブライ語の「サレサレ」「サラサラ」とするならば、その言葉には、「闘いを乗り越える」という強い気持ち、つまり「頑張れ!」という励ましの思いが込められていることになります。そして「サレサレ」は、より発声しやすい「ソレソレ」となり、人々が力を合わせて懸命に取り組む場面で、「ソレソレ!」と大きな掛け声を発するようになったと推測されます。

「ソレソレ」に込められた熱い思いとは

「ソレソレ」という囃子詞のルーツには、神と格闘して、「打ち勝つ」という強い願いが込められていたのです。そこにはひたすら努力し、困難に立ち向かう人々の姿がありました。だからこそ、「ソレソレ」と囃子詞が唄われる祭りには、何かに向かって一生懸命頑張る人々の姿があり、それらの人々に対して「頑張れ!」と声援を送る大勢の祭り人が存在するのではないでしょうか。

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