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2024/04/26

日本八霊山 レイラインから紐解く古代霊山の真相

霊峰 筑波山

関東平野を一望する筑波山の位置付け

国道から眺める筑波山全景
国道から眺める筑波山全景

関東平野を一望できる標高877mの筑波山は紫峰とも呼ばれ、海上からの視認性にも優れていることから、古代より重要な指標として用いられてきました。筑波山の頂上からは太平洋を一望できるだけでなく、広大な関東平野の先には富士山から日本アルプスの山々まで遠く望むことができます。

古代霊山とつながる筑波山レイライン

筑波山頂上から関東平野を一望する
筑波山頂上から関東平野を一望する
筑波山のレイラインは特筆すべきものが多く、どれもが重要な関係性を示しています。特に複数の古代霊山とレイラインでつながっている点に注視する必要があります。まず、筑波山の真北には、東北地方の霊山として名高い月山が聳え立ちます。また西方へ目を向けると、その先には霊峰白山の存在を確認できます。さらに、剣山は古代より由緒ある石上神宮と筑波山を結ぶレイライン上に位置しています。筑波山は伊吹山とのレイラインも構成しており、その延長線上には宗像大社中津宮が鎮座しています。

次に富士山との関係を見ると、その直線上には紀伊半島最南端の紀伊大島が繋がります。紀伊大島は太平洋側を航海する際に、大変重要視された地の指標であり、多くのレイラインとの繋がりをもっています。紀伊半島の最南端から富士山を目指していくだけで、その延長線上に筑波山を見出すことができたのです。さらに筑波山と古代聖地として名高い諏訪大社上社前宮を結ぶレイラインの西方には大山が位置しています。つまり筑波山は「日本八霊山」のうち、石鎚山と立山を除く他の山々、すべてとの繋がりを持つ位置にあったのです。それ故、筑波山は古代においても地の力を共有する極めて重要な霊山として、いつの日も多くの人々の崇敬を集めてきました。

筑波山のレイライン
筑波山のレイライン

※本稿に掲載されている画像は、すべて筆者が自ら登山して撮影したものです。

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